気温が下がって強風が多いこの頃。
寒さが身に染みるというか、刺さると表現する日も多い。
豊川周辺の海水温は6度台まで下がることも増えてきている。
人間には厳しい環境になってきたが、以前より減っているもののシーバスからのバイトは出ている。
キャッチはほぼ出来なかったけどね。。。
リールを巻いているとヌンという感触と、フロントフックがリーダーを拾って帰ってくることが多くなっている。
水温低下の影響でか、マイクロベイト、恐らくアミをメインに食いだしたと思われる。
ハクはいるのだけど数が少ない。
イナッコやハクを食っているシーバスもいると思うけどね。
シーバスの捕食パターンで難攻不落と言われている、アミパターン。
これまで何となくでやってきたが、今年は本腰を入れて、このパターン攻略に取り組んでいる。
その中で面白かったことの1つに、反応がとれるルアーサイズの大きさがある。
意外にも14cmミノーでバイトがとれたこと。
それはアミパターンじゃないだろ、って言われそうだが。
3000番XGの1回転6秒でほぼ巻かないこと、表層にアミが沸いていたこともあり、個人的にはアミかと思っている。
シーバスはアミの群れを食っていると言われており、その群れと誤認させられたらしい。
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この誤認。
ルアーフィッシングの根本。
プラスチックの塊であるルアーを動かして、生命感を与える。
魚にルアーをエサだと思わせて口を使わせる。
アミは体長数ミリだけど、ルアーは数㎝。
イミテートする元の生物とは全く違うのだけど、魚には同じものだと思わせる。
ルアーで如何にしてアミの群れを表現していくのか。
アミパターンは、この駆け引きが堪らなく面白い釣りじゃないだろうか。
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もちろん、シーバスの吸い込みが弱い×ルアーの浮力で、針掛かりするかは別の話ね。
ちなみにこのルアーサイズは、水の流れや風の影響を考慮して、微かに動いてゆっくり流せるものを試しておりました。
そんな感じの先入観なしで選んだルアー達。
これらにあったバイト状況を整理・修正していけば、アミパターン攻略に繋がるだろうという考え。
そして、見え始めたアミパターン攻略はこんな感じ。
ネット上に掲載される他の記事と同じ内容になるけど。
基本の誘い方は、アミがいるレンジをゆっくりドリフト。
ルアー選択は、もちろんそれに沿ったもの。
ミノーならローリング主体。
シンペンはスラロームやS字系なら何でも良さそう(今の所)。
ルアーサイズとウェイトは、水の流れが弱い時は小さく軽く、強い時は多少大きく重く。
参考までにバイトのあったルアーを紹介。
針掛かりしていないものがほとんどなので、釣れたルアーでない点に注意。
バイトの正体はウグイかもしれないけどね(笑)
流れが弱い時
iborn78F、コモモSF85カウンター、ガルバ78S、パンチラインカーヴィ、ヨレヨレミニ、スネコン90S
流れが強い時
コモモ110Sカウンター、TKLM120、H-bait、マリブ78、ヨレヨレ、バンク82S
大き目のフローティングミノーは、釣る為のヒントを得るのに使用。
アミパターンで紹介されるマリブやカーヴィは、釣りがしやすい印象。
タダ巻きはノーバイトでも、リフト&フォール、ストップ&ゴーは反応することもあった。
最後にアミパターンと考えられる釣果をサラッと掲載。
1つ目。
ルアーはコモモ110Sカウンター。
1度緩んでいた上潮が強く流れてきたタイミングで、流れのヨレにて。
レンジを刻んで、限りなくゆっくり流して、モソっと食ってきた子。
2つ目。
小潮などの潮位差が少ない日でもアミは高確率でいる。
潮周りが悪いと言われていても、シーバスがいる可能性は高いのかと思った1本。
流れが緩んだタイミングのブレイク付近、iborn78を漂わせてヒット。
シーバスが吐いた内容物からアミを確認。
ランディング後にシーバスが首を振ると、溶けかけ含めて飛び散ってきました(笑)
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